この記事では、石川県の壁画が見れる場所を紹介していきます。
壁画を手がけたアーティストのSNSアカウントも掲載しているので、気になるアーティストがいれば、ぜひフォローしてみてください。
「石川県付近で壁画を描いてくれるアーティストや組織を探している」という方にも参考になる内容です。依頼を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
※紹介している壁画の中には、現在ご覧いただけないものもあります。ご了承ください。
金沢21世紀美術館「積層する時間:この世界を描くこと」展の壁画制作
2025年4月、金沢21世紀美術館で開催された企画展「積層する時間:この世界を描くこと」の一環として、美術家・淺井裕介さんがボランティアと共に壁画を制作しました。
この作品は、能登半島の土や被災地の廃材を用いて制作され、地域の歴史や自然への敬意が込められています。長さ27メートルのパネルに描かれた泥絵は、訪れる人々に自然の豊かさや生命の尊さを感じさせる作品となっています。
項目 | 詳細 |
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アーティスト | 淺井 裕介 (@asai_yusuke) |
大きさ | 長さ約27メートル |
制作年 | 2025年 |
住所 | 石川県金沢市広坂1-2-1 金沢21世紀美術館 |
アクセス | JR金沢駅からバスで約10分「香林坊」下車徒歩5分 |
マップ | https://maps.app.goo.gl/qJkPDfHzBHdqotN68 |
奥能登国際芸術祭「Something Else is Possible」
石川県珠洲市の「さいはてのキャバレー」に描かれたイルカの壁画は、地域の象徴として多くの人々に親しまれてきました。この壁画は、日展会員の日本画家・古澤洋子さん(金沢市在住)が25年前に手がけたもので、能登の大海原を跳ねる3頭のイルカが描かれています。
制作時には、炎天下の中で足場を組み、3日間かけて仕上げられました。2024年1月の能登半島地震により、建物は津波の直撃を受けて全壊しましたが、壁画は大きな損傷を免れ、「奇跡のイルカ」として注目を集めました。地域住民からは「跳ぶイルカが未来へ進む被災者の姿と重なる」「地震に耐えた文化財として残してほしい」との声が寄せられています。
しかし、建物の修繕が困難であることから、解体が決定されました。古澤さんは「壁画が今も現存していること自体が奇跡。解体となっても、記憶の中で希望を感じてもらえる存在になればうれしい」と語っています。
項目 | 詳細 |
アーティスト | トビアス・レーベルガー |
制作年 | 2017年 |
住所 | 石川県珠洲市正院町(旧蛸島駅周辺) ※現在見ることができません。 |
アクセス | のと鉄道能登線 蛸島駅跡地 |
マップ | – |
能登壁画プロジェクト2024(羽咋市)
2024年10月、石川県羽咋市の「能登復興支援センター陽だまり891」で、イラストレーターのKOTOKOさんとシンガーソングライターの来島エルさんによる壁画が制作されました。このプロジェクトは、令和6年能登半島地震の復興支援の一環として行われ、地域の人々と協力して、羽咋の美しい風景やUFOなどを描いたアートが完成しました。お披露目イベントでは、ミニライブやワークショップも開催され、地域の交流の場となりました。
項目 | 詳細 |
アーティスト | ・KOTOKO(@sooooziki) ・来島エル(@kijimael_info) |
大きさ | 約3m×3m(タンク外側) |
制作年 | 2024年10月 |
住所 | 石川県羽咋市大川町2-63 元こんぴら浴泉 (能登復興支援センター陽だまり891) ※現在見ることができません。 |
アクセス | 羽咋駅から徒歩約15分 |
マップ | – |
北國街道アートプロジェクト2025「ジャムと人」(小松市)
2025年3月8日から5月18日まで、小松市の龍助町と本折町にある11店舗で開催されたこのプロジェクトでは、アーティストの桜井旭さんとTopiさんが参加し、地域住民との交流を通じて作品を制作・展示しました。
イベント期間中、スタンプラリーやワークショップ、ライブペインティングなども行われました。
このプロジェクトは、地域の魅力を再発見し、訪れる人々に新たな視点を提供することを目的としています。
項目 | 詳細 |
アーティスト | 桜井旭 (@raisakusakusaku) Topi (@topi3i) |
制作年 | 2025年3月~5月 |
住所 | 石川県小松市龍助町〜本折町の11店舗 |
アクセス | 小松駅から徒歩約5分 |
マップ | https://maps.app.goo.gl/EDanJreiZXopfXzG8 |
いろは書店
暮しの手帖32号の「すてきなあなたに」に、珠洲市飯田町のいろは書店のことを書きました。@bookcafeiroha
— naoco watanabe #NoWar (@watanabenao) September 26, 2024
写真は春にお伺いしたとき。元はタクシー会社の車庫だそう。コンパネに手描きのイラストがあしらわれ、ラウンジもあり、品揃えの塩梅も絶妙、訪れるとほっとする、町の希望そのものの書店です。 pic.twitter.com/F7n9f7j9Au
石川県珠洲市にある「いろは書店」は、地域の文化を支える書店として親しまれてきました。2024年の能登半島地震で被災しましたが、仮店舗での営業再開に際し、店頭に描かれた壁画が話題となりました。
この壁画は、店主の八木敦成さんが「思いつきで描いた」と語るもので、当初は仮囲いとして設置されたものでしたが、想像以上の好評を受け、常設することが決定されました。
壁画の制作過程や完成の様子は、いろは書店のYouTubeチャンネル「いろは書店復活プロジェクト『Reborn』」で公開されています。特に「DIY #3 いろは書店 仮店舗 壁画を描く!!!」では、壁画制作の様子が詳しく紹介されています。
この壁画は、地域の人々の励ましや支援の象徴として、多くの方々に親しまれています。いろは書店の再建とともに、地域の文化と絆を感じられるスポットとなっています。
項目 | 詳細 |
アーティスト | 八木敦成(いろは書店店主) (@bookcafeiroha) |
大きさ | 仮店舗の外壁一面 |
制作年 | 2024年3月 |
住所 | 石川県珠洲市飯田町14−10 |
アクセス | のと里山空港から車で約1時間 |
マップ | https://maps.app.goo.gl/Hzww5Fk32bEYi6oS9 |
最後に
石川県の壁画やアートプロジェクトを紹介しました。現在情報収集中です。もし石川県の壁画やシャッターアートを知っている方がいたらコメントかお問い合わせからお知らせください。
このサイトでは、他の都道府県の壁画も紹介しています。気になる方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。
▼日本で見れる壁画を都道府県ごとに紹介した記事
>>日本で見れるウォールアートやストリートアートまとめ

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